叩きつける雨

雨が止んだ、と思って、ちょっと距離のあるスーパーマーケットに歩いた。束の間の静けさだったようで、出発後さっそく降り始める、雨。こうも雨が続くと、異常気象は深刻なところまで来ていると、誰もが感じることだろう。地球は一つしかないのに、取り返しのつかない環境の危機。一人一人が気をつけようと、レジ袋をエコバッグに。これは浸透したけど、買う商品のパッケージは、やっぱりプラスチックの山だ。仕組みをよく知らないけど、これじゃ環境保護には繋がらないような気もする。雨は降る。降る。降る。そして、帰り道。水溜りを蹴飛ばしつつ、靴もズボンも水びたし。いつもより長く感じる直線は、降り続く長雨のトンネルを象徴しているように思った。ウイルスと豪雨と、ちょっと待ってよ、と言いたいのは、我々皆同じかもしれない。地球、天地も、ちょっと待ってくれよ、人間さんよ、と悲鳴を上げているのかもしれない。

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