金光教健軍教会のご案内

金光教健軍教会は、昭和27年設立。
初代教会長の中原世輝夫師は大正10年9月10日生まれ。
会社勤めや軍隊入営を経て、 終戦後は旧国鉄に就職しましたが、母の願いを受け、金光教教師を志しました。
金光教宮田教会の修行生、熊本教会の修行生を経て、金光教健軍教会を設立。
妻・ミチ子師と、ゼロから力を合わせて、人助けの願いを胸に抱き、布教。

平成26年より、世輝夫師が施設入所ということから、熊本親教会長・萬野信一師が、 兼務教会長として、大きな願いとともに教会を引き継ぎました。

平成29年6月12日、中原ミチ子師帰幽(92歳)

平成30年12月21日、中原世輝夫師帰幽(97歳)

令和元年11月1日より、現教会長・豊永晃太郎師が後を引き継ぎ、現在に至ります。
 
金光教の教祖は、江戸時代に岡山県で生まれました。
農民でしたが、その当時、金神と呼ばれて恐れられていた神様ではあるが、きっと良い働きをなさるに違いないと、一心にお祀りして向かっているうちに、ある時、その天地の神様(金神様)から、
「これからは難儀な氏子を救い助けてやってくれ」とお知らせを受け、お参りして来る方々と神様を取り次ぐ(つなぐ)お役目に専念するようになられました。教祖の信心によって、金神様が、『天地金乃神』として人々を助けることが出来るようになったのです。

後に教祖は、『生神金光大神』という神名をいただきます。
 
「取次」という働き、これは金光教の特色です。
各教会には、「お結界」という場所があります。 私たち人間(氏子)の願いや祈りを神様にお届けしてもらい、また、反対に神様の想いを氏子がいただくという場です。
教会の先生がそこには座っていて、取次者(つなぐお役目)として聴き、届け、祈り、神様へと伝えてくれます。

神様の願いは、私たち人間の助かりです。
私たちは、神様の大きな働きの中で、生かされて生きていると気付くことで助かるものです。
恩を感じ、喜ぶことで私たちの心は助かります。また、人の助かりを願うことで、心の中に神心(神様のような心)が生まれます。誰でも神心になれると教えてくださっています。生きて神になる、助かりの道、です。神様に向かい、困ったことでも何でも、祈り願うことで助かり、また日々守り助けられていることに、感謝の想いを持つことで、私たちは、さらに助かっていきます。
何事も願うことです。
世の中の皆さんが、喜びに満ちた日々を生きられることを願って、教会でお待ちしています。

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