悲しい歌がある理由

不意に流れて来た歌に、なんだか、言いようのない気持ちにさせられた。メロディーなのか、歌詞なのか、そのどちらもなのかもしれない。全く性別も人生も違うはずのシンガーの歌がこんなに刺さるとは。昔、子どもの頃、演歌を聴いて涙を流すオジサンの気持ちが分からずにいたけれど、歌のチカラってすごいなぁって思う経験を、やっと出来たのは、やっと自分も大人の仲間入りが出来たのかなぁって、オジサンになったんかなぁって。それは全然イヤなコトではなく、誇らしくも思える。嬉しい感覚。女性シンガーが歌うこの曲、自分でも歌えたら良いなぁって思うけれど、聴くたびにぐちゃぐちゃに泣けて来るので、今はちょっとハードルが高い。しばらく、曲、書いてないなぁって思いながら、ペンを走らせたくなった夜。

トップに戻る