砂利に咲いた黄色い花。花って、何を考えて咲いているのだろうか?はたまた、何も考えていないのだろうか?花になってみないと確かなところは分からないまま。花のある人、とか、華やか、とか、よく使われる言葉だけど、人生いろいろ、花もいろいろ。いろいろあるから美しい。花を見て美しいと感じるのは、人間か、はたまた、蜜蜂ぐらいなものかもしれない。花が咲いて実がみのるように、人も植物も、生命であることに違いはない。役に立つか立たないか、なんていう議論、ハナから不毛かもしれないけど、何事も無駄じゃない。話し合うことで、自分の間違いに気付いたり、人の考えを知れる。花が誰の目にもつかないところで咲くとしても、それが尊い生命。他を責めたり否定するより先に、それで良いんだよ、と思える気持ちが、持てる人になりたい。ドブネズミみたいに、美しくなりたい。ネズミも今を生きている。