耳が聞こえるコトは、当たり前のようでいて、当たり前じゃない。その昔、ベートーヴェンは、耳が聞こえない音楽家だったという話はあまりにも有名です。音楽ってこの世の中でも不思議な位置にあるなぁって思うのです。以前、研修で、とある施設に行った時に、「ここにおられる方々が、一番好きなコト、というか、喜ばれるコトは、何ですか?」と質問してみると、スタッフさんが、即答。「やっぱり音楽ですね」と。みんな音楽が好きらしい。鼻唄だったり、テーブルを叩いてリズムをとったり、カラオケで歌ったり、まあ、納得できる話です。実際、今の自分も、生活の中に音楽があるから、嬉しかったり、楽しかったり、するものです。空気の揺れが耳に届くと音として聞こえるって、どういう仕組みかわかんないけれど、神様からの贈り物であることは、間違いないように思います。A Iロボットが曲を作るこのご時世。音を楽しむことが出来る幸せを、今。