熊本市の名園。水前寺公園。水前寺成趣園。自転車でその横道を少し入ると、最近話題の、白木の鳥居が見えた。写真の奥の方に見える。震災復興で新しくリニューアルしたという話。金光教の教祖は、子どもの頃から神参りが趣味というか、好きだったという。いろいろな神社や寺院だったのだろうか。お参りしていて、金光教の元はといえば神道、そう、神社の流れ。根本の考え方というか、教えに、宗旨嫌いをしない、というものがある。つまり、他宗派を悪く言わない。他の神社だろうが、お寺だろうが、教会だろうが、その人が、そこにお参りして、助かっていれば、それで良い。金光教だけがすばらしいとも言っておられず、例えば道の脇のお地蔵様を見つけても、通る時にはお辞儀をして通るという気持ちが大切という。とくに最近は、多様性と叫ばれる時代。もちろん、金光教にご縁があって助かる方がいると、それはそれで意義があり、嬉しいこと。人が助かりさえすれば、それで良い、というスタンスなのかも。今度は、この白木の鳥居を見るだけじゃなく、くぐらせていただこうと思う。