通り過ぎて行く人。一人一人を大切に出来たらどんなに良いだろうか、と思う。全ての人と、広く深く関わることは出来ないかもしれない。ある人は言った、目の前にいる、一人の中に、たくさんの人、全ての人々が入っているというイメージでその一人と接している、と。世界というのは、途方もなく広いようで、宇宙は広大なようで、いつも目の前、もしくは、手のひらの中に込められていたりするのかもしれない。流れていく時間がありがたいと思える今は、素直にうれしい。目の前の人、モノ、コト、に世界が込められていると思えたら、何かが変わるのかもしれない。何かが分かるのかもしれない。ロケットに乗らなくても、居ながらにして世界は手の中に。宇宙はココに。