ある晴れた日に読む

先日、ある恩師が、本を出版したということで、その本を送ってくださった。本が大好きな先生で、私が道に迷っていた時に、図書館で、あれやこれや、借りて来たら良いよ、と、オススメをたくさん教えてくださった。結局そのたくさんの本を借りて、読んだのは母だった。バタバタしていた時期で、全てを読む時間がなかなか取れなかった。ただ、その、オススメしてくださったという事実と、借りた、という行動、それだけでも、救われた。本には、人と人を繋ぐチカラがあるし、不思議なご縁がある。なんだかんだで、今でも月に一回、移動図書館のボランティアのお手伝いをさせていただいていて、そこでも、本が縁を繋げてくれる。また、その時々に、節目節目に、本をいただくのも、不思議なコトだ。今日は、その恩師の本を読みながら、ドバドバと涙が出てきた。理屈じゃない涙。想いは心を揺り動かすのかなぁ。

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