空気のような

空気感。空気は、目にこそ見えないが、どこもかしこも空気、と言っても過言じゃない。感じることが出来るのは、肌で、また匂いで、第六感で感じることもあるのかもしれない。一昔前からか、空気を読む、という言葉が当たり前のように使われるようだ。空気を読めない人が困り者のように言われるのは、日本の文化では、特にありそう。夫婦の長続きの秘訣は、空気のように感じる関係になると良い、って誰かが言っていた。気にならない関係、なのか、無くては生きては行けない関係、なのか。空気。空気。本を読むとか、新聞を読むとかいうふうに、文字を読むのが得意な人は、もしかしたら、空気を読むのも得意なんじゃないかなぁなんて、暖かな空気の11月にフと思う。「本、読んでますか?」とだけ連絡をくれた友人がいる。相手のことを思いやれば、空気を読み、もっと言えば、気持ちや心も読めるんじゃなかろうか?あ、それこそが空気を読む、ってことかも。

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