蝉のかがやき

蝉しぐれという言葉がありますが、時雨とは通り雨の事でしょう。一日中、へたすれば一週間鳴き続ける蝉たちの時雨は、蝉線状降雨帯とも言えるかもしれません。八日目の蝉は、何を思い鳴くのでしょうか。一週間の夏。一瞬のようで、しかし、人間の一生も、ある意味長いようで、一瞬のきらめきなのかもしれません。悔いのないように生きるとは、どういうことなのでしょうか?とりあえず、訳も分からず、今日も歌ってみようと思う朝のひと時です。何のために歌い、何のために生きるのか、不思議な思いです。くりかえす日々。

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