息の抜き差し

最近、プールで泳ぐことがあるのだけれど、空気があるって、当たり前のように思っていたなぁ、と。空気が澄み渡るという表現があるけれど、大抵、我々の周りにある空気は澄み渡っている。ゴミゴミした都会の空気。でも、生きていくには、あまりあるぐらいの空気の山。というより、山どころじゃない膨大な空気。そこには酸素もあれば、二酸化炭素もあれば。それらを吸って吐いて生きている。水の中で泳いでいると気付かされる。息をしないと、5分ともたない生命であることに。ありがたい、とはこういうことなんかも。

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